賃貸オーナーからの立ち退きの要求を拒否することはできる?
賃貸オーナーからの立ち退きの要求があった場合、住みやすさや引っ越しの手間、引っ越し先を探せるかの不安などの観点から拒否したいと考える人も多いと思います。
このような場合、立ち退き拒否はできるのでしょうか。
この記事では、賃貸オーナーからの立ち退きの要求を拒否することはできるかについて解説していきます。
賃貸オーナーからの立ち退きの要求は拒否できる
基本的には、賃借人は賃貸オーナーからの立ち退きの要求を拒否することが可能です。
借地借家法という法律には、正当な事由が認められない限り立ち退き要求は認められないことが規定されています。
もっとも、裏を返せば正当事由が認められてしまえば立ち退きを余儀なくされてしまいます。
以下、正当事由について詳しく見ていきましょう。
正当事由が認められる場合とは?
借地借家法にいう正当事由とは、賃貸人が賃貸借契約を解除することや、契約の更新をしないことへの理由を指します。
正当事由として認められるものについては借地借家法に規律がありますが、これには様々なものがあるため代表例を紹介すると、賃貸人にとって介護などの必要から当該物件がどうしても必要であることや、賃貸人に資産がなく賃貸物件の売却を行う必要があること、賃貸物件が古くなっており非常時に倒壊してしまう危険があること等が挙げられます。
また、賃借人に賃貸借契約への違反があった場合には、かなりの可能性で立ち退きが認められてしまいます。
このとき、正当事由を補完するために立ち退き料の支払いを行う場合も多いです。
不動産トラブルについては日高法律事務所までご相談ください
立ち退き拒否は正当事由が認められない場合に可能となるため、賃借人としての権利をしっかりと主張することが大切になります。
立ち退きの要求を受けた場合など、不動産トラブルにお悩みの場合には、法律の専門家である弁護士への相談をおすすめします。
日高法律事務所では不動産に関するトラブルについてお手伝いをしています。
お客様によりそいながらサポートをしておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
当事務所が提供する基礎知識
-
私道・通行権・境界の...
● 私道・通行権私道とは、個人が所有する土地の一部を道路として使っているもののことを言います。通行権とは、自身が居住する建物などが隣接する公道との間に他人の土地がある場合に、「通行しても良い」という契約を結ぶことを通行権 […]
-
債務整理
■債務整理の種類債務整理とは、金銭債務の履行が困難になってしまった時に、債務の猶予や減額・免除によって対応することをいいます。債務整理には、任意整理・自己再生・自己破産の3種類があります。 〇任意整理任意整理は […]
-
騒音近隣トラブル
不動産トラブルはさまざまなものが存在します。例えば、賃貸マンションなどに住んでいて、両隣や上下の住民による生活音、喧嘩による怒鳴る声、子供の声によるトラブル、一戸建て住宅の近隣にある工場から発生する騒音トラブル、エアコン […]
-
高すぎる原状回復費用...
原状回復費用とは、賃貸物件を退去する際に、物件を入居時の状態に戻すために必要な費用のことを指します。しかし、原状回復費用が予想よりも高額であった場合、不動産会社やオーナーとの間でトラブルが生じることがあります。このような […]
-
交渉破棄
不動産売買契約をする上で、よく「仮契約」という言葉を耳にするかと思います。そもそも仮契約は有効なのでしょうか。この仮契約を締結したあと、本契約に向けて進めた交渉段階で破棄をした場合には、仮契約を破棄した側は責任を負うので […]
-
【弁護士が解説】不動...
相続財産に不動産が含まれている場合、揉め事を避けるため、管理が大変であるため、利用価値がないためといったさまざまな理由から、これを相続したくないという場合が考えられます。このような時に有効な制度として、不動産の相続放棄が […]
よく検索されるキーワード
弁護士紹介

弁護士 日高 伸哉【大阪弁護士会】
早めのご相談が早期解決に繋がります。 どのような些細なお悩みでも構いません。まずはご相談下さい。
困ったことや分からないことは、事態が深刻になる前に早めに弁護士に相談することが大切です。
当事務所は、ご相談の際にじっくりとご事情を伺い、その上でご依頼者様にとっての最善の手段を提案いたします。
初回の法律相談は無料です。(1時間程度)ご予約はお電話かメールフォームにて承っております。
- 経歴
-
- 関西大学法学部 卒業
- 登録年 年(旧61期)
事務所概要
名称 | 日高法律事務所 |
---|---|
所属弁護士 | 日高 伸哉(ひだか しんや) |
所属団体 | 大阪弁護士会 |
所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5-9-5 谷山ビル6階 |
電話番号 / FAX番号 | TEL:06-6809-5337 / FAX:06-6809-5338 |
対応時間 | 平日:9:30~18:30 ※時間外は応相談 |
定休日 | 土・日・祝日 ※応相談 |
弁護士報酬等 | 料金は基本的に旧日本弁護士会報酬等基準によります。 |