相続人調査の必要性|弁護士に依頼するメリットも併せて解説
相続人調査とは、亡くなったひと(被相続人)の相続人を戸籍で確認する手続きのことをいいます。
相続が発生した場合、相続人が誰であるかを銀行や税務署などの第三者に対して証明する必要があります。
そこで今回は、相続人調査の必要性について、弁護士に依頼するメリットも併せて解説していきたいと思います。
相続人調査の必要性と弁護士に依頼するメリット
相続人調査が必要となる理由について、以下の2つの理由をみていきましょう。
- 遺産分割協議は相続人全員で行わなければならないから
- 相続税の申告期限までに相続人調査が完了しないことがあるから
それぞれ確認していきます。
遺産分割協議は相続人全員で行わなければならないから
遺産分割協議とは、相続人の中で誰がどの財産を相続するか話し合うことをいいます。
この遺産分割協議は相続人全員で行う必要があり、一部の相続人だけで遺産分割協議を成立させても無効となってしまいます。
相続人調査をせずに遺産分割協議をすすめてしまうことで、正確な相続人を把握できないままで、遺産分割協議がやり直しになってしまう可能性が高まります。
たとえば、被相続人に「隠し子」がいるといった場合は、相続人を正確に把握しきることは困難といえます。
そこで、弁護士に依頼することで、誰が相続人になるのかを正確に判断してくれます。
また、相続人が確定した後の遺産分割協議についても、弁護士に依頼することで他の相続人との交渉を代わりに行ってもらえるなど、遺産分割協議を円滑にすすめられる可能性が高まります。
相続税の申告期限までに相続人調査が完了しないことがあるから
相続税の申告をする場合、被相続人の死亡を知った日の翌日から10カ月以内に相続税の申告と納付までを行う必要があります。
そのためには、できるだけ早く相続人を確定して、遺産分割協議を行う必要があります。
後に相続税の修正申告や更生の請求をすることはできますが、余計な手続きが増えることになってしまいます。
弁護士に依頼することで、必要な戸籍を確実にそろえてもらうことができ、相続人の確定を円滑に行ってくれる可能性が高まります。
まとめ
今回は、相続人調査の必要性について、弁護士に依頼するメリットも併せて解説していきました。
相続人調査の作業は煩雑で難解なことが多く、個人で慣れない作業や手続きをすることは時間的な負担や精神的な負担が高まります。
スムーズな手続きを進めるためにも、早い段階から弁護士に相談することを検討してみてください。
当事務所が提供する基礎知識
-
離婚問題
現在の日本では、およそ3組に1組の夫婦が離婚を選択しているといわれています。このページでは、様々な法律問題の中から、離婚問題についてご説明いたします。 ■慰謝料慰謝料とは、精神的・身体的な損害についての賠償金の […]

-
債務整理
■債務整理の種類債務整理とは、金銭債務の履行が困難になってしまった時に、債務の猶予や減額・免除によって対応することをいいます。債務整理には、任意整理・自己再生・自己破産の3種類があります。 〇任意整理任意整理は […]

-
労働災害に関する問題
■労働災害とは労働災害とは、業務が原因となって発生した労働者の負傷・疾病・障害又は死亡をいいます。これらは肉体的なものに限られず、職場でのハラスメントにより精神的苦痛を負いうつ病を発症したような場合にも、労働災害に該当す […]

-
兄弟姉妹の遺留分と遺...
■遺留分とは遺留分とは、法定相続人が遺産を相続するにあたって主張できる最低限の取り分のことをいいます。相続の結果、他の相続人が自己の遺留分を侵害していることとなった場合には、遺留分を侵害された相続人から遺留分を侵害した他 […]

-
騒音近隣トラブル
不動産トラブルはさまざまなものが存在します。例えば、賃貸マンションなどに住んでいて、両隣や上下の住民による生活音、喧嘩による怒鳴る声、子供の声によるトラブル、一戸建て住宅の近隣にある工場から発生する騒音トラブル、エアコン […]

-
不動産のサブリース契...
サブリース契約の解除を希望しても、サブリース会社から拒否されるケースは少なくありません。サブリース契約は、オーナーが一方的に解除できるものではなく、対応を誤るとトラブルに発展するおそれもあります。本記事では、解除が認めら […]

よく検索されるキーワード
弁護士紹介
弁護士 日高 伸哉【大阪弁護士会】
早めのご相談が早期解決に繋がります。 どのような些細なお悩みでも構いません。まずはご相談下さい。
困ったことや分からないことは、事態が深刻になる前に早めに弁護士に相談することが大切です。
当事務所は、ご相談の際にじっくりとご事情を伺い、その上でご依頼者様にとっての最善の手段を提案いたします。
初回の法律相談は無料です。(1時間程度)ご予約はお電話かメールフォームにて承っております。
- 経歴
-
- 関西大学法学部 卒業
- 登録年 年(旧61期)
事務所概要
| 名称 | 日高法律事務所 |
|---|---|
| 所属弁護士 | 日高 伸哉(ひだか しんや) |
| 所属団体 | 大阪弁護士会 |
| 所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5-9-5 谷山ビル6階 |
| 電話番号 / FAX番号 | TEL:06-6809-5337 / FAX:06-6809-5338 |
| 対応時間 | 平日:9:30~18:30 ※時間外は応相談 |
| 定休日 | 土・日・祝日 ※応相談 |
| 弁護士報酬等 | 料金は基本的に旧日本弁護士会報酬等基準によります。 |

